電話やメールなど通信関係が復旧されてからは、
お互いの安否確認や、行方がわからなくなった方の
情報収集依頼のメール発信などで、
ず~っと携帯電話とPCとはお友達。
実は一昨日まで、福島県在住の親戚2件と連絡がとれない状況でした。
2件とも、福島県双葉郡富岡町の夜ノ森(よのもり)。
まさに、あの原発10㎞圏内です。
こちらの電話が開通したのが16日。
それから、親戚の家に電話をしても相手先のエリアは、
「ネットワーク故障のため・・・」のマシーンしか応えてくれない・・・・。
でも、きっと無事でいるはず!
そして、どこか安全なところに避難してくれているだろう。
そう信じて何度も何度も電話する。
どこにいるの?
避難所にいるの?
従弟の一人は歯科医院を、一人は薬局を開業しています。
連絡が全くとれないとなると、あらゆる手段を考える。
あ~、そういえば、歯科医師会でお世話になっているあの先生、
確か、従弟の大学時代の同級生だったはず!
何度めかの電話でようやくその先生と話ができ、そこで得た情報は、
「自分も気になっていましたが、
どうも他の同級生の話によると、木村君は無事のようです。
でもどこにいるかわからない。」と・・・。
そのような情報を手がかりに、そこからは早く展開し、
その後、全員皆無事県外に避難していたことがわかりました。
無事とわかっていても、どこにいるのかわからないその不安。
津波で行方不明になった家族を思う気持ちは
このような私達の何十倍もの不安かと思うと、
一刻も早く多くの方の救出を願います。
どうか、生きていてほしい・・・・
昨日、石巻での80歳女性とそのお孫ちゃん16歳少年の奇跡的な救出が、
私達にたくさんの希望をもたらしてくれました。
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