2013年9月15日日曜日

日本口腔インプラント学会・福岡



昨年に続き、今年も
日本口腔インプラント学会学術大会に
参加しています。

今年で43回目の開催ということで、やはり大盛況。

数年前から
インプラント治療に関する種々のトラブルがクローズアップされ、
インプラント治療はネガティブな状況に追い込まれている、と
言われています。

そのような中、昨年は
「安心・安全なインプラント治療」というテーマで開催されましたが、

今回は、さらに一歩進めて
「安心・安全、そして、より確実なインプラント治療」と
タイトルし、今大会が開かれています。

昨日のセッションで、興味深かった一つに、
学会の教育委員会主催セミナーがありました。

卒前教育、つまり学生に対しての教育は、
全国の大学では、どうしているのか?というものです。

大学により、講義や実習の内容はまちまちで、
そのようなカリキュラムも組まれていない大学もあります。

すでに学生教育を行っている大学の先生が、
模型実習、教科書、実践的な教育などについて
発表していました。

私達学生のころ、インプラント治療は一まだ般的ではなく
インプラントについての教育は受けていません。

現在、私達の年代の歯科医師が
インプラント治療についての勉強をする場合は、

大学で行っている卒後研修(ポストグラジュエート)や
インプラントを扱っているメーカー主催のセミナー、

また、インプラント学会認定研修施設でのコースを受講する、
さらに、インプラント治療を行っている病院や歯科医院の
オペを見学する、などがあります。


実際、私も今から7年前、
学会認定研修施設・新潟再生歯学研究会に通い、
また見学させていただける先生のオペを拝見し、

実際のインプラント治療に関しては、
インプラント治療約20年の経験を持つ
東京都中央区開業の吉田格先生を協力医として迎え
サポートしていただきながら取り組んでおり、

インプラントについての基本的知識から手技、
患者さんへの説明、対応の仕方まで、
多くの学ぶ機会を得て、
今日にいたっています。


今後の大学での学生教育は、絶対必要。
大いに期待するところであります。


今日午前中は、
「インプラント埋入オペに伴って引き起こしてしまう神経損傷」

それはどこでどのようなことが起こり
どのような対処をしなければならないか?

また、そのようなトラブルが起きないように
私達はどのようなことに注意しなければならないか?
という講演を受講し、大変勉強になりました。

現在のところ、当院ではインプラント治療のトラブルはありません。

しかしながら、、
患者さんの大切なお口、お体に携わる上で
「今後も慎重に取り組んでいかなければならない!」と、
あらためて認識し、心に刻みました。


さて、宮城に戻るのは明日の予定ですが、
現在、台風接近中。

お天気の回復または好転を祈りつつ
これから、最後のセッションを受けます。


その後・・・・・・

明日夕方、東京→仙台で帰宅の予定でしたが、
このままでは、台風上陸のため
明日では東京に戻れないかもしれない!ということで、
急遽、やむなく本日、東京へリターンバック!

何とかチケットは変更していただいのですが、
後ろ髪引かれる思いが募るばかり。

福岡空港での待ち時間は、
ラーメンと餃子を思いっきり食べ
おみやげに鯛めしと明太子を買いつつも、悶々・・・

東京までのフライトは、
「来春でさようなら」となるポケモンのジャンボジェット機でした。

機内では、ポケモンジェットのコーヒーカップやハガキを
いただくなどのサービスで、
福岡への気持ちも幾分紛れ

羽田空港ランディングの時には、すっかり諦めに変わり
ようやく落ち着いた、といった状況でした。


インプラント学会ご参加の先生方、
そして、台風の影響を受けた全国の皆様~

大変お疲れ様でございました。




    ♡   ♡   ♡

2013年8月26日月曜日

齋藤和子先生叙勲のお祝い



この土曜日は、診療のお休みをいただいて、新潟へ。
今年3度目の新潟であります。

大学時代の恩師、齋藤和子先生の叙勲祝賀会が、
新潟市内のホテルで執り行われました。

私達が学生の頃、和子先生は微生物学教室の
教授をなさっていたので、細菌学の基礎から実習まで
多くのことを教わりましたが、
それは主に大学3~4年生の期間でした。

その当時、和子先生は、大学の女子寮に住みながら
舎監もなさっていたということもあり、
女子寮に住んでいた女子学生は、
細菌学の授業でお目にかかる以前の入学当初から、
すでにお世話になっていました。

私もその中の一人であります。

上の写真は、和子先生がお祝いの花束を持って
ご挨拶なさっているところです。

大学で退官なさるまでのご苦労や
最近の和子先生のお体の具合など、
いろいろなお話がありましたが、

久しぶり(約30年ぶり?)に、お聴きする和子先生の
お声、話し方、表情は、昔と全く変わっておらず、
懐かしかった~。

一瞬にして、学生時代の細菌学の実習の様子が
思い出されました。

そして何よりも、そのお元気そうなお姿を拝見し
嬉しかったです!


下の写真は、和子先生を囲んで同級生と。

たまたま、翌日の25日は、和子先生のお誕生日ということで
祝賀会は、ますます盛り上がりましたが、

和子先生、どうかこれからもお体に気を付けて
お過ごしください。

このたびは、瑞宝小綬章、本当におめでとうございました。

   ♡   ♡   ♡




2013年8月15日木曜日

暑中お見舞い申し上げます



毎日、お暑い日が続いていますが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

佐藤歯科医院は、13日(火)からお盆休みをいただいています。

休み明けの診療は、
19日(月)9時からとなっておりますので
よろしくお願いいたします。


さて、今日は8月15日。
終戦記念日です。

前ブログから早2ヶ月も経ってしまいました。

この間、何かと慌ただしい日々が続き、
バタバタ、バタバタ・・・

上の朝顔の写真は、実は昨年撮ったものです。
今年の朝顔は、後日アップしますね!

この猛暑、まだまだ続きそうですが、
乗り切ってまいりましょう!



2013年6月3日月曜日

世界歯内療法会議


 
5月23日(木)から26日(日)までの4日間
東京国際フォーラムで
第9回世界歯内療法会議が開催されました。
 
この学会は、
4年に一度、世界の主要都市で開かれるのですが
今回の開催地は東京。
 
いわゆる歯内療法のワールドカップです。
 
師匠の故・大谷満先生がお元気なころ
IFEA(世界歯内療法会議)で
ローマに行ってきたとか
マドリッドだった、
などとおっしゃっていたのが
昨日のことのように思い出されます。
 
下の写真は、
米国のクリフォード・ラドル先生。
根管治療における根管形成がいかに複雑か!
ということで、
新しいコンセプトの根管形成や根管消毒のしかたを
熱く講演して下さっているところです。
 

 
しかしながら、
 

新しく開発された器具・器材も
日本では厚生労働省の認可が
まだ取れていないなどの理由で、
私達がそれを購入して
すぐに使用できるという訳ではありません。
 
世界の歯内療法事情の中で
日本はどのような位置にいるのかを
あらためて認識させられた
4日間でした。
 
♡   ♡   ♡


2013年6月1日土曜日

水無月


 
 今日から6月
水無月です
 

2月に参加したALDのご紹介もまだ半分のまま
3ヶ月も過ぎてしまいました。
 
 
庭に咲くツツジの花も満開。
桜とはまた違った鮮やかさがあります。
 
 
 子供の頃から、
ずっとここで咲いてくれているツツジ達。
なぜか、懐かしさを感じさせてくれます。
 
たぶん、
祖母を思い出させてくれるから・・・・。
 


 
 
今日は、佐藤歯科は休診させていただきました。
 
私以外のスタッフのメンバーが
家庭の事情などでお休み。、
 
私一人では、診療できません。
スタッフのみんながいての佐藤歯科。
 
そんなこと思いながら、
普段できない草取りをして
深緑に浸った今日, 6月1日でした。

♡ ♡ ♡

2013年3月5日火曜日

ALD 2013 ③20年の歴史

 
 
会場入口には、過去20年間のALD会長の顔写真、
研究発表で受賞した会員の写真など
歴史の記録として大きなパネルに掲示されています。
 
 
 
そのスケールの大きさや
ディスプレイの鮮やかさは、さすがアメリカ!と
圧倒されます。
 
 
20年前、アメリカ国内にはレーザー学会や研究会が
3つ存在していたということですが、
それぞれの研究会が持っている研究成果や知識など
情報を交換しあえたら、
もっと素晴らしい研究会になるのでは?
というところからスタート、統合され
ALDが設立されました。
 
20年は、年数としてまだ若いかもしれません。
それでも継続して、維持させるということが
いかに大変なことか。
当たり前のようですが、
やはり20年間続けて来れたというのは、
それを支えている人達のご尽力があったからこそ。
 
それはどこの国でも同じなのだな~と、
裏方で動いているスタッフや歯科医師達をみて
そう思いました。
 
ALD20周年おめでとう。
 
♡  ♡  ♡
 
 
 
 
 
 
 

2013年2月28日木曜日

ALD 2013 ②パームスプリングス



ALD 2013 の開催は、
米国カリフォルニア州のパームスプリングス。

ロサンゼルスで国内線に乗り換えて、東に約1時間のフライト。

 
ご覧のプロペラ機で。久しぶりに乗ったのでワクワクでした。
 



当日のお天気は晴れ。
日中の気温は20℃。
空港内を歩く人たちは、Tシャツ姿。
寒冷の地から訪れていった私達にとっては、快適な暖かさでした。


9年ぶり、3度めのパームスプリングス空港は、
いつの間にか国際空港になっており、きれいに新装されていて、
昔のほのぼのとしたローカルな面影は全くなく、
完全に近代的に生まれ変わっていました。



ALDは、毎年この時期に開催され、
避寒の地であるカリフォルニア、アリゾナ、フロリダが
開催地としていつも選ばれます。

ですので、たまたま席が隣になった歯科医師に
「どこから来たの?」と訊くと
シカゴ、アラスカなど、結構寒いところから
暖かさ求めて参加しています。

まさに、カリフォルニアの青い空。

パームスプリングスは砂漠の中に作った人工のリゾート地。
ラス・ベガスと同じです。

 
 
先程、書いたように3度目のパームスプリングスですが、
実は、過去2回とも受験でした。
1999年は初参加でアドバンスコースの筆記試験。
2回目は2004年、マスターコースの筆記試験でした。
 
 
ですので、周りの風景を写真に撮るだなんてことは、
一切する気にもなれず、
従って、今回3度目というのに、物珍しく
この殺伐とした風景撮りまくりました。
 
 
本当に何もない町。
 

               ダウンタウンも、ショッピングモールも
           
               美術館も、映画館も劇場も、ない。

  
               そう、ALDはいつもこうして、
               周りには何もないリゾート地を選び、
               参加者をホテルに缶詰め状態にして、
   
               朝から晩までレーザーのお勉強を
               ガッチリさせてくれる学会なのです。


 


♡   ♡   ♡   ♡

ALD 2013 ①2月はレーザーの魅力でいっぱい


今日で2月も終わり。
早くも今年の6分の1は終わってしまったということになります。

またまた、すっかりご無沙汰してしまいました。
皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、この2月は久しぶりにレーザーを学ぶ時間に恵まれ、
あらためてレーザーの魅力、レーザーの威力を
再認識する機会がありました。

まず、一つは、2月5日(火)から約1周間ほどお休みをいただき、参加した
米国カリフォルニア州パームスプリングスで開催の
米国レーザー歯学会、ALD。

もう一つは、先日27日(日)、東京医科歯科大学で行われた
日本レーザー歯学会主催の研修会。

そのどちらもが、
歯科用レーザーをしっかり学ぼうとする歯科医師たちの熱気、
そして、レーザーの持つ力を伝えようとする講師の先生方の熱意で
会場は盛り上がっていました。
ですので、
少しずつこのブログでご紹介していこうかなと思っています。

まず、上の写真は、2月初めに開催されたALDのプログラムの表紙。

ALDは、Academy of Laser of Dentistryの略で
歯科用レーザーについて勉強・追究する歯科医師たちの学会です。

その学会が設立されて、ちょうど20周年になるということで、
今年は、その記念の大会でもありました。

その模様を、これからアップして参りますね。

♡   ♡   ♡   ♡

2013年1月13日日曜日

レ・ミゼラブル 第5巻

新しい年になり、早くも2週間になろうとしておりますが、
皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

私は、昨年末、1年ぶりに映画を観ました。

タイトルは、「レ・ミゼラブル」

そう、フランスの作家、ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」を
舞台用にミュージカル化したものを、
さらに映画化したもの。

私は、この映画を観る前までは
この作品のために、独自に
新たに作曲されているとばかり思っていました。

が、舞台ミュージカルの音楽をそのまま再現し、
しかもかなり忠実だったので
私にとっては 大きな「驚き」と「感動」でもありました。

それはどういうことか、と申しますと、
まず、ミュージカル「レ・ミゼラブル」に出会ったのは、
思い起こせば、20数年前。

ミュージカルに、興味を持ち始めたころ。
例えば当時、「オペラ座の怪人」「キャッツ」などが代表的で、
劇団四季の会員にもなり、よく劇場に足を運んだものでした。

「レ・ミゼラブル」も、かなり話題になり、
配役がどの俳優さんだとか、舞台技術が素晴らしいなど
絶賛されていた記憶にあります。

そして、東宝提供、帝国劇場で上演されているものが、
ある年の夏、地元の宮城県民会館でも上演される、
というので、観に行きました。

そして、同じ年の冬、ニューヨークのブロードウェイでも
「レ・ミゼラブル」を観る機会があり、

その世界的なスケールと、
上演する日本人俳優と外国人俳優との間には
ほとんどレベルの差がないことに驚いたのを、
今でもはっきりと覚えています。

もちろん、それは他のミュージカルも同様で、
東宝にしろ、劇団四季にしろ、

外国人演出家に指導を受けながらお稽古をして
しているからこそ、どこの国で上演されても
みな同じレベルのものに仕上がる構図になっています。

レ・ミゼラブルについては、そのストーリーや時代背景を
「もっと詳しく知りたい!」=「原作を読んでみたい!」

そのような思いで原作を探し、
買い求めたのは、最終の5巻だけ。
全巻読めそうにない~、と、
初めからそう決めつけての結果でした。

音楽に関しては、
「一度聴いたら、劇場を出るころにはそのメロディーを
口ずさむくらい覚えてしまっている・・・」と当時言われたのは
アンドリュー・ロイド・ウェ―バー。

オペラ座の怪人やキャッツの作曲家であり、
私は彼のファンの一人でもありました。

しかしながら、キャメロン・マッキントッシュも
決して負けてはいません。

当時、N.Yの劇場で購入したカセットテープ。
(当時はまだまだテープが活躍していた時代でした)

それを、何度も何度もリピートで聴いては、ともに唄う。

そんなことを幾度も繰り返しているうちに、
どうも私の脳の数少ないシワのどこかに
沁み込まれてしまい、

当時は、無意識にそのメロディーをハミングしてしまう
くらいになりました。

ということもあり、20数年後の昨年12月、
映画を観始まって驚いのは、冒頭でも書いたように、

「あら、同じ!」
「舞台ミュージカルと全く同じメロディーで、間の取り方も同じ」

昔懐かし、毎日のようにリピートで聴いたあのカセットテープと
まったく同じ流れで映画が進んでいったので、
ついつい映画上映中も
思わす鼻唄まじりで観てしまったりなんかして・・・・。

一緒に観に行った友達が、映画が終わった直後、
暗がりの中、私の顔を覗きながら
「もしかしたら、一緒に口ずさんでた?」

ドキッ!
「あれ~聴こえてた?ごめ~ん。」

そのようなワケで、
自分の記憶のず~っと奥深~いところに
潜んでいたミュージカルへの思い、記憶などが
フツフツと蘇らせていただいた
年末年始でありました。

前ブログの「勘九郎への思い」も、全く同じであります。

レ・ミゼラブル 第5巻 
そ~っとページを捲ってみたいと思います。


♡   ♡   ♡   ♡









2013年1月2日水曜日

吉岡八幡神社

昨年11月に風邪をこじらせ、
それ以降、「走る」という行動は、
ワタシの生活パターンから抹消されつつありました。

「これではアカン!」

そう思いながらこの1ヶ月半。
ウズウズ状態。

今日は走ろう!と外を見ると雪が降っていたり、
風が吹いていたり・・・・と、
結局、言い訳をたくさん並べては、走っていなかったワタシ。

で、元旦の「今日こそ!」と心に決めて、
走りました。
お賽銭、ポッケに入れて!
モチロン、その行先は・・・・

ジャ~ン!


吉岡八幡神社!左に見えるのがその鳥居で、右手には町の武道館。


元和(げんな)の昔、


伊達正宗公の三男、伊達宗清が


吉岡城に移り住んだ時に、造られたと言われています。

ジョギングしながらの、久しぶりのお八幡様参拝。
やっぱり・・・今年もよろしくお願いいたします。


♡   ♡   ♡   ♡


2013年1月1日火曜日

2013年もよろしくお願いいたします




        
新しい年になりました。

2013年。

あの日から1年と約9か月。

1年のスタート地点に立った今、
背筋を伸ばし、顎を引き、姿勢を正す。

新たな希望を胸に、それぞれのゴール目指して
今年も一緒に楽しく参りましょう!

2013年もよろしくお願いいたします。

 


この写真は、前院長。
佐藤家の年男であります。

昭和4年、巳年生まれ。
7月の誕生日で84歳。

まだまだ、元気で、今年もよろしくお願いいたします。


♡   ♡   ♡   ♡

2012年を振り返る 6 



2012年を、超~駆け足で振り返りました。

今年は、なんと言っても
佐藤歯科医院開業85年周年の年でした。

祖父、佐藤政雄が昭和2年に開業し、
父、佐藤弘に受け継がれ
そして、私、佐藤真奈美にバトンタッチされ、はや4年。

これまでも、これからも
多くの患者の皆様にご利用いただき、
また、同業の仲間の先生方にご指導いただき、
そして、いつも周りで支えて下さるたくさんの友人や地域の方々、
そして、親戚、家族。

いつもいつも本当に有難うございます。

今年も、終わろうとしておりますが、
感謝の気持ちで締めくくりたいと思っています。

どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

♡  ♡  ♡  ♡

2012年を振り返る 5 ~日本歯内療法学会研修会


             
 

2012年を振り返る 5 ~日本歯内療法学会研修会(宮城)開催~

12月22日(土)宮城県歯科医師会館にて
日本歯内療法学会 研修会が開催されました。

この研修会は、
2013年5月,東京国際フォーラムで開催予定の
歯内療法のワールドカップとも言える
「世界歯内療法会議」の宣伝を兼ねての開催。

2012年の春から、
茨城、千葉、栃木、群馬、北海道、福岡、富山と
全国で行なわれていました。

今年に入り、日本歯内療法学会の研修委員を拝命し、
研修会の運営に携わっておりました。

そのような中、宮城でも研修会をという声もあり、
ならば12月に開催しましょうと、手を挙げたのが6月。
その担当者となり、早速準備に取りかかりました。

講師には、3人のエキスパートにお願いすることに決定。

我が日本歯内療法学会の副会長であり、
専門医を認定する審議会の委員長も務める林正規先生には、
「歯内療法の基本治療指針}という演題で、まずはベーシックに
立ち返り、診断や処置の基本的な誤りはないか、日頃の臨床を見直す、
というテーマでお話しいただきました。

岐阜県恵那市開業で、過去に仙台歯科医師会でも
学術講演会の講師としてお越しいただいたことがあります。


二人目の講師は、学会の学術委員の高橋慶壮先生で、
「再根管治療に臨むときの注意点」という演題で
お話しいただきました。

日本の歯内療法の8割が再根管治療と言われていますが、
その中で、再根管治療を成功に導くには、
患歯ごとのリスク評価とリスク管理が必要である、
というものでした。

高橋先生は、奥羽大学保存学教室歯周治療分野において
教授をなされ、著書もいくつか出版しており、
私も、その中の1冊愛読させていただいております。

3人めの講師は学会研修委員の天野晃先生。

「確信の持てる歯内療法のために」という演題で、
日頃から、天野先生がなさっている臨床を
具体的で、わかりやすく、説明していただき、
特に根管治療に効果的なイオン導入法についての話しは
若い先生方にとって、とても参考になったという感想も
聞かれました。

当日は、暮れの忙しい時期にもかかわらず、
100名を超す先生方にお集まりいただきました。

中でも、青森、秋田、岩手、山形、福島の各県から
お越しいただきました先生方には、
本当に頭の下がる思いでいっぱいです。

ありがとうございました。

また、主催者側として学会関係の先生方には、
東京、千葉、茨城からもお手伝いにいらしていただき、
講師の先生はじめ、たくさんの先生方のご協力を得て
開催できたこと、心から感謝しております。
と同時に、素晴らしい経験をさせていただいたと
そのような意味でも学会に感謝しています。

参加した先生方には、
「大変勉強になった」
「自分の臨床を見直すよい機会となった」など、
その反響は大きく、
いただいた言葉一つひとつで、
それまでの疲れや苦労などは、吹き飛んでしまいます。

そして、さらには、できればより多くの先生方に
第9回 世界歯内療法会議、に参加していただければ
研修会を開催したことが、
より大きな喜びに変わるのだろうな~と、
確信しているところであります。

ご参加の先生方、本当にありがとうございました。

♡   ♡   ♡   ♡








2012年を振り返る 4 ~熊本・生田歯科医院見学~



2012年を振り返る 4 ~熊本・生田歯科医院見学~

2月に熊本に行き、
学生時代、お世話になった先輩のお墓参りをしてきたことは
このブログでもご紹介しましたが、
その際、熊本県天草市にある生田歯科医院におじゃまし
二日間にわたり、見学をさせていただきました。

生田歯科医院は、
患者さんの予約システムから、院内の完全な滅菌体制、
DNAによる歯周病検査など
私達歯科医師が多くを学ばなければならいことをすでに実践している
歯科医院です。、

6年前に生田先生の講習会を受講し、
いつか機会があれば、見学させていただきたいと思っていましたが、
このたび、ようやくそのチャンスが訪れました。

そして、少しずつですが、佐藤歯科のシステムにも取り入れ、
現在、実践模索中!

生田先生、その節は大変お世話になりました。
次回は、スタッフも一緒に見学にお伺いしたいと思っています。

♡  ♡  ♡  ♡



2012年を振り返る 3  ~アンソニー・ロビンス~


           
2012年を振り返る 3 ~アンソニー・ロビンス~

今年8月、アンソニー・ロビンスのセミナーに参加しました。

世界№1コーチと言われている彼。
な、なんと私と同じ年だった!

それを知ったその瞬間、
7年前からいつかは彼のセミナーに参加したいと
密かに思っていた気持ちが、
急に加速化され、
「世界ナンバーワンと言われるアンソニーっていったいどんなヤツ?」
というのと、
私自身、パーソナルコーチを目指して勉強中なので、
「超一流と言われるカリスマコーチのセッションをこの目で見て来なくては!
というのとで
この夏、彼に会いに行こうと決心し、
実際、彼の生のメッセージを聴いてきました。
実に6日間に及ぶセミナーでした。

その前に・・・・
アンソニー・ロビンスって誰なの?とご存知ない方も
いらっしゃると思われますので、簡単にご紹介します。

彼は、例えば、
アメリカ合衆国元大統領ビル・クリントンや 
英国の故ダイアナ妃、
また愛に生きたことで世界的に有名なマザー・テレサ、
他にもまだまだワールドワイドで活動している人物の
パーソナルコーチをしていました。
そして現在もなお、コーチとして活躍しています。

パーソナル・コーチとは、
スポーツのコーチと明らかに違うのは、
一人ひとりにそのやり方や技術を教えるのではなく、
会話の中で質問を通して、
その人が本来持っている能力や知識、考え方などを引出し
本人自らが答えを見つけ出す・・・。
あくまでも、その手助けをする役目というものです。

彼のコーチングセッションを目の前で見て、思ったこと、感じたこと。

彼は、愛そのものでした。

彼のまなざしは愛に満ち溢れていました。

「彼のセミナーをどんな言葉を遣って説明しても、説明しきれない。
 参加してみないと、その良さは伝わらない」と、よく言われていますが、
 まさにその通りで、この言葉がそのままです。

しかしながら、何か一つだけ伝えるとすれば、
「自分に制限を設けない」ことを彼に教わった、ということです。



上の写真2枚は、他のセミナーの宣伝に載っているものから取らせていただきました。

♡  ♡  ♡  ♡

2012年を振り返る 2 ~今年読んだ本~



2012年を振り返る 2 ~今年読んだ本、読み直した本~

今年も、いろいろな本との出会いがありました。
初めて読む本もあれば、
以前読んだことがあるのだけれども、また読みたくなった本、
いろいろです。

新しい本との出会いでは、

「私の声はあなたとともに」
   ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー  シドニー・ローゼン編

   昨年暮れにこのブログでご紹介しました。
   2年越しで読んだ本。

「老いと死は遺伝子のたくらみ」    日高敏高著

   著者は東京大学の理学部出身で
   京都大学の名誉教授をなさり、
   3年前に亡くなられています。

   完全に理系のはずなのに、文章の綴り方が、もの凄く上手く、 
   内容は然ることながら、文の構成でも興味深く拝読しました。

   この本は、従弟であり、歯科医師である木村篤君の
   おススメ本でした。

「スロージョギング健康法」      田中宏暁著

 
   タイトル通り、「スロージョギングで健康作り」について
   書かれています。
   この本のお陰様で、10月の10㎞マラソン完走できたといっても
   過言ではありません。
    この本を読む前に実際、田中先生のスロージョグの講習会を受講。
   大阪歯科大で開催されましたが、
   ジョギングの実習は大阪城公園。
   とても楽しく進められ、モチベーションアップにもなりました。

以上は、新しく出会った本、ベスト3。


以下は、かつて読んだことがあり、また読みたくなって読んだ本。

「一瞬で自分を変える法」 アンソニー・ロビンス著

 世界ナンバーワン、カリスマコーチ、アンソニー・ロビンス。
 彼のセミナーを受講することを決めてから、
 この本3度めの読書スタートしました。
 コミュニケーション心理学ともいわれるNLPを使って
 自分を変える!
 そのノウハウがビッシリ詰まっている佐藤おススメの1冊であります。

「7つの習慣」     スティーブン・コヴィ著
 

 何度目というよりも、いつも寝る直前に読む本として
 枕下に置いている1冊。
 なので、同じところを何度も何度も読んでは、納得し、
 眠りに入ります。
 と、いうよりも・・・・正確には・・・
 納得する前に眠ってしまうので、
 いつも同じところばかり読んでいます。

 
 
 著者のいう人格主義。
 自分自身の人格に深く内面化させる
 「誠意、誠実、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、節制」
 これらは、国や時代、宗教、文化を超える普遍的な正しさ。

 
 このフレーズを読むたびにワクワク、やる気が出てくるのは
 とっても不思議。

 とても残念なことに、この夏、コヴィ博士はご逝去されました。

 
コヴィ博士のご冥福をお祈りいたします。

♡  ♡  ♡  ♡