2010年8月31日火曜日

新たな高齢者医療制度

本日、「大和町国民健康保険運営協議会」がありました。

今日は、諮問事項について協議がなされた後、
「新高齢者医療制度」についての説明もうけました。

現行の後期高齢者医療制度は、
年齢区分による独立型の差別的な医療制度とされ、廃止が決まり、
25年4月から新しい高齢者医療制度が施行されると・・・。

さらに、今後すべての年齢を対象に国保の運営が
市町村運営から県単位での運営に変わるだろうと
その方向性も打ち出されていることも説明がありました。

ちょうど1年前、政権交代し、
民主党のマニュフェストに盛り込まれている地域保険のあり方。
それに向かってすこしずつ走り出しているのはわかりますが、
制度がかわるたびに費やされるだろう時間と莫大なエネルギー。

首相がかわるたびに失われるだろう信頼と期待。

物事の本質を見失わないでいくことって難しい・・・・。


                ※

2010年8月29日日曜日

ドラちゃん「経営者の条件」読みました

お盆休み中、成果をあげたことのひとつに
「読本」があります。

そうです。あの本です!

昨年暮れから、
「読みたい!」
「読まなきゃ~」
「読む時間がない~」
「今、読めなくても、いつかは読むぞ!」
「いつ読めるかなァ~?」
・・・・というのを、ず~っと、ず~っと繰り返し、
ようやく、
「よし!今、読むぞ!」と心に決めて、
取り組んだのがお盆休み2日め。

どこに行くときも、持ち歩きました。
ペンとポストイットも一緒に!

それにしても、この「経営者の条件」には、
アルフレッド・スローン氏の名前が何度も何度も出てきます。
この方は、あのゼネラルモーターズで1920年から約30年、
最高責任者をなさった方。

スローンは
「会議の生産性をあげることに関しては、名人級だった」と
ドラちゃんは言っています。

この本は、「いかにして成果をあげるか」
「成果をあげるために、身につけておくべき習慣的なことは何か」
ということについて書かれたものだけれども、

その前に、
「この本を読むという成果」をあげることのほうが
私には大事で、しかもそれはと~っても高いハードル。

ナンとか、お盆中には読み終えました~。

                    ※

dynabookと共に 

皆様~、暑い日がまだまだ続きますが、いかがお過ごしですか?
何か、涼しく感じるような過ごし方ありますでしょうか?

今日は、超!珍しく家で過ごす日曜日。

片付けなければならない書類や郵便物を横目に、
久しぶりぶりに、こうやってパソコンに向かっている
この時間がうれしいですぅぅ~。

さて、この1ヶ月間何をしていたかと申しますと・・・・

工事関係では、解体工事が完了し、7月末には地鎮祭を。
NPO法人、日本スクールコーチ協会の
準スクールコーチ認定取得のため課題やレポートの作成、提出。
お盆休みに突入し、勉強仲間の先生方とプチ合宿。
お盆明けると、自宅の基礎工事もどんどん進み・・・・

という具合に、その間他にもいろいろありましたが、
その中で一番大きな衝撃は、
やはりこのパソコン君が調子悪くなってしまったことでしょうか。

いろいろな書類やレポート等の提出が「メールで」というのが
主流になってしまっている近頃ですが、
このまま突然、動かなくなったらヤバイ!
「これではアカン!」ということで、
急遽、新調した5代目(5台目)東芝dynabook!

診療室受付のMacや、
マイクロスコープの動画用に設置してあるMac達は、
どうも持ち歩くというモードにはならないので、
私にとっては、dynabookが定番です。

しか~し、まだそれも使いこなせていないアナログ系のワタクシめ、
今、こうやって使い慣れた4代目dynabookを騙し騙しいじっては
ナンとかこのように久しぶりに発信させていただいている
状況でございます。

    ♪ 8月は夢花火~ ♪ と唄ったのは陽水さんの少年時代。

    ♪ 石ころだらけの~ あの道を~
      真っ直ぐ歩いていくと、親戚のおばさんのうち~
               ・  
               ・
      去年の~夏までは~
      にいちゃんと来たけれど~
      ひとりでここまで~、来たのは初めて~  ♪ と唄ったのは、
      南こうせつ。

      高校時代、南こうせつの大ファンで毎日この唄聴いてました。
      あ~、なのに、曲名ガッチリ忘れてしまってますぅ。

 こういう昔の唄、思い出しながら唄っていると暑さも少しは凌げるかしら?
 な~んてね。

      

                          ※

      

2010年8月28日土曜日

日本スクールコーチ協会 準認定スクールコーチ

8月13日に、上記タイトル
NPO法人「日本スクールコーチ協会」から
準認定スクールコーチとして認定されました~。

以下は、受講した養成講座の感想文です。
                  
                 ※

それまで、コーチングの経験が全くなかった私は、
「コーチングセッション」というものが、いったいどういうものなのか、
イメージできませんでした。

NLPの勉強仲間には、
コーチとして全国的に活躍している人達がたくさんいて、
「コーチングってどんなことするの?」という私の問いに
皆、丁寧に教えてくれました。

「ティーチングとは違うんだよ。」

「カウンセリングとも違います。」

「スポーツのコーチとは、起源は同じだけど、ビミョウに違うの。」

「コーチ COACH は馬車という意味で、
 目的地に連れて行くという語源だよ。」

「クライアントさんに効果的な質問をすることで、
 その方がもともともっている可能性や能力、やる気を引き出すの」

「ビジネスコーチ、エグゼクティブコーチ、パーソナルコーチはよくきくけど
 医療にもコーチングを活かしている病院もあるよ。」
 
 等等・・・。

なんとなく頭の中で理解できているようで、
やはり、経験のない私の頭の中は疑問(空白)でいっぱいでした。


そんな私の前に現われたのが、
NPO法人 日本スクールコーチ協会 スクールコーチ養成講座!

今思えば、「この空白を埋めたい!」という願望が、
入門講座受講のきっかけの一つだったかもしれません。

そして3月。
日本橋の小学校跡地で開催された入門講座の1日目。
田中コーチと尾崎コーチによる
コーチングセッションのデモンストレーション。

衝撃的でした。

「は~!これがコーチング!」

「なるほど、確かに答えはすべてクライアントの中にある」

「それにしても、それを引き出すあの質問。
 何気なく訊いているけど、スゴイ!」

「コーチとクライアントが、向き合っているというより
  溶け合っていると感じるのは、なぜだろう?」

「なんと言っても、スクールコーチ協会のコーチって みんなカッコイイ~。」


その時から、私の心のどこからか、

「コーチングをもっと勉強したい!」

「そして、いつか私もNLPやコーチングを活かして 周りの人達のお役に立ちたい」

そんな感情がフツフツと湧き上がるのを感じないではいられませんでした。


そして、5月から高円寺を会場にスタートした基礎コース。
それはまるで、入門講座で学んだコーチング概要を
一つひとつ紐解くように進められ、
実に丁寧に教えていただきました。

スキルとして、知識として、さらにマインドの面からも多くの学びがあり、
コーチングの実践へと組み立てられたカリキュラム。
やはり、一番難しいと感じたのは、
実際にコーチとして取り組んだ、コーチングセッション(汗~)。

そして、コーチとしてのあり方とこれからの自分。
そのための、自己理解と他者理解。
これは、一番楽しみにしていた講義であり、
非常に満足度の高い講義の一つでもあり、
今後も自己分析は続けていきたいと思っています。

これらカリキュラムとテキストは、
なんとスクールコーチ協会のコーチの皆さんが、
知識と知恵を集結し独自に作製したものとお聞きし、
コーチングの対象が、中・高生や青少年なだけに、
かなり細かく、奥深いところまで配慮された内容のものだと
いつも感心させられておりました。

そして、ランチタイムや講座後、
講師たちが開いているミーティングや
お互いフィードバックしあうその姿は、
熱意と向上心そのもの!
私達受講生には、よい刺激となりました。

最後に、間宮コーチはじめ養成講座担当のコーチの皆様、
実際、コーチをして下さった福田コーチ、
肩を並べて、ともに勉強をした受講生の皆さん
私をコーチとしてセッションをうけて下さった友人仲間達、
そして、日本スクールコーチ協会創設者であり、
私のNLP仲間でもある蘇原理事長、

本当にありがとうございました。

いづれはスクールコーチとして、
地域の皆様のお役に立てるよう、
まだまだ進化していきたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

                        ※







  

2010年8月1日日曜日

歯内療法学会参加



この写真、パッと見で、
「歯列(歯並び)から炎が出てる~」と おわかりでしょうか?

ウフフ・・・
スゴイですよね!
歯が燃えているんですよん・・・・。

実は、この写真はある学会プログラムの表紙であります。
先週、7月24・25日の土日、
診療を休み、(自宅解体工事もお休みでしたので、ホッ!)
日本歯内療法学会学術大会に参加して参りました。

歯内療法学会とはどんな学会かと申しますと・・・・・
2月のブログでも、ちょっと触れさせていただきました。
http://dente-sato.blogspot.com/2010/02/blog-post.html

歯の中の治療についての学会でありますが、
この度の31回学術大会会長・中久木一乗先生、
大会プログラムの中で述べているご挨拶でのお言葉が
大変わかりやすいので、以下、一部を引用させていただきます。

                   ※
歯内療法は、歯周治療と一体になって歯を守る
「歯科治療の中心・柱・本質」の治療学です。

歯科保健・予防の次ぎに位置する治療です。

歯周治療が歯の外壁部分の疾病を対象とするのに対し、
歯内治療は歯の内部の疾病を対象とし、
多くの場合は、見難い部分の手さぐり的技能を求められる
神秘的な治療の学問ともいえます。

残念なことに全国の歯科大学・歯学部において、
歯内療法の専門講座が減少しています。

これには、多くの複雑な原因がありますが、
科学的根拠に基づいた歯内治療が、
歯の長期保存維持を可能にする数多くの実例を
私達が提示することで、今後、社会の理解も進むでしょう。

歯を失って口のリハビリ生活になりたい人はいない筈です。
人生において自分の歯で話し、笑い、食べることの素晴らしさは
国民の皆がよく知っていることです。

歯を残す歯内治療は自然を守り、地球を守る医療の一つ
といっても過言ではないでしょう。

抜歯後の「口腔リハビリ処置」の如く、多くの資源と時間と
エネルギーと忍耐を必要としません。

歯内治療は、人と地球に優しいエコ治療であり、
私達は、人類にとって将来とも好ましい医療を追求していることを
誇りに思っています。

日本歯内療法学会は30年の活動の歴史があり、
日本で唯一の専門学会でとして、そして、国際学会加盟学会として、
誇りと責任があります。

歯内療法を学ぶことは、歯科医師として、正道の一つであり、
正しい道を歩んで、今後とも国民の健全な人生に寄与するという
やりがいと希望に満ちた領域です。
                  
・・・・・・と、中久木先生のお言葉は続きます。

              ※

この度、私が9年ぶりに「この学会に参加したい!」と
なぜ思ったかと申しますと、

歯科治療のほぼ中心に位置する歯内治療を
もう一度、見直したいと思った、ということと、
我々歯科医師は「歯を守るべき立場にある」ことを
再認識したかったからであります。

「何を見直すのか?」と言いますと・・・・

歯を失ってしまったところには、
自分の歯のように噛めるインプラントを入れるのが当たり前
とさえ言われるようになり、
インプラントを入れるために、まだ保存できる歯までも抜歯して
インプラントを勧める歯科医師が少なくない昨今、

本当にそれでよいのか?
温存できる歯は守っていくのが我々歯科医師の使命ではないのか?
インプラントがこれだけ普及している現在、
歯内療法学会はどのような認識なのか?
確かめたい! 
それが一番の目的でありました。

そして、学会参加。

科学的な根拠に基づいた歯内治療をすることで
歯の長期保存維持が可能になることを
我々こそが社会に提示しなければ!という
中久木先生のお言葉はじめ、

義歯やインプラントにならずにすむように
抜かずに残す治療が大切なのだということを
学会中、多くの先生方からお聞きし、
ホッと胸を撫で下ろし、
あらためて、歯内治療の大切さを再認識したしだいであります。

嬉しかったのが、
思いの外、 若い先生方の参加が多かったということです。

インプラント関係の講習会、学会に参加しますと、
周りは、若い先生方ばかりということもあったので、
若い先生方は恐らく、歯内治療学にあまり興味を
お持ちでないのでは?などと思い込んでいましたが、

インプラント治療がクローズアップされる中、
このような地道な治療にも耳を傾け、技術を高めようという
若い先生方がいるということは、
これからの歯内治療の未来に繋がるという
安心感と心強さを 強く感じ、
久し振りの学会参加は、大変有意義なものとなりました。

大会会長の中久木先生はじめ、実行委員の先生方
大変お世話になりました。

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