2012年5月5日土曜日

佐藤満君個展



フェルメールに続き、
翌日もギャラリーを巡りました。

場所は、銀座6丁目フェルメールセンターのすぐ近く
銀座5丁目清月堂1階。
画伯は佐藤満氏。


写真は画伯とともに撮っていただいた写真です。

実は、画伯・佐藤満氏は大学時代の部活、少林寺拳法部の後輩。

学生時代は、満(みつる)君と呼んでいたので、
ここからは満君と呼ばせていただきます。

満君は、神奈川県で歯科医院を開業していますが、
その一方で、絵も描いています。
歯科医師として、またアーティストとして
どちらも貫き通している満君。
「絵を描くのが好き」といっても
そう簡単にできることではありません。
満君、さすがです。

私の記憶によりますと、
前回も前々回もオリンピックのある年に開催され、
画廊は違いますが、やはり銀座でした。

満君の描く絵は、どれもが色鮮やかで
観ていると、とても元気が出ます。

とくに、緑、黄色、オレンジ、青・・・。

その色がパッと目に入り、絵の前にいくと、
自然と晴れやかな気持ちになるのは
不思議です。


画廊内いっぱいに展示されている絵たち。

写真撮影は満君の許可を得て
撮らせていただきました。
しかも「何枚撮ってもいいですよ」と!




絵の中の風景や街の様子は
主にイタリアが多いということでした。

イタリアの好きな私にとって
その絵の前に立っているだけで、
ハッピー!

 

満君の大学時代の同級生も
全国から集まっていて、
それも満君のお人柄なのだろうと、
思いつつ、学生当時の話に花が咲きます。

さて、満君は似顔絵も描いています。
下の写真の右半分は似顔絵。

大学の学長や部活の監督・先輩などなど・・・。
似顔絵を拝観しながら、
またまた話は盛り上がるのであります。


満君、素晴らしい絵をたくさん見せていただき
ありがとうございました。

次回の開催、楽しみにしています。

♡  ♡  ♡













2012年5月3日木曜日

フェルメール光の王国展


フェルメールの作品が展示されている場所が
銀座にあるということを知り、行ってきました。

フェルメール・センター銀座です。

昨年、宮城県美術館にフェルメールの作品が
展示されている期間がありましたが、
その時は、惜しくも拝観することができず、
悔しい思いをしました。

上記タイトルの展示は、
フェルメールの残っているすべての作品37点を
最新のデジタルマスタリングという技術で
再現したもので、
リ・クリエイト画像といわれ
複製画ともまた違ったものとして
展示されています。



写真撮影はフラッシュなしであれば、
許されました。

上の写真のように、
それぞれの作品は、原寸大で
所蔵されている美術館と同じような額を施して
展示されているので
フェルメールの世界を
存分に楽しむことができます。


毛皮がついている
黄色いガウンを着た女の絵は
いくつか登場するのですが、
中でも、
「手紙を書く女」は
心が魅かれます。

過去に海外の国々を訪れた際、
滞在する街の美術館を
必ず訪れています。
しかしながら、
フェルメールの原物に出会っているかどうかは
記憶が定かではありません。

今後、
いつか、海外へ出向く機会があれば、
フェルメールの作品が点在する
所蔵美術館を訪ね、
原物を観てみたい、
そんな新たな目標が発生しました。

フェルメール光の王国展は
7月22日までの開催。
上京の折、時間に余裕のあるお方に
おススメの場所であります。

♡   ♡   ♡





注文の多い料理店

上記タイトルは、ご存知「宮沢賢治」童話のタイトル。

猟師二人が狩りをしに森の中に入っていったところ、
「注文の多い料理店」があり、
そのお店の中に入っていくと・・・・という、ものがたりですが、
実は、この童話を知ったのは小学校5年の時。

担任の白岩先生が、ある授業でこの童話を読んでくれました。

その時、
この童話の意外な展開と結末にとても感動したのを
今でもはっきりと覚えています。

「誰も考えもしないような発想で書いた宮沢賢治って凄い!」

「宮沢賢治って自然(動物)を大切に思っているやさしい人なんだ」

そのようなことを思い、ドキドキしながら
先生の朗読を聴いていました。

で、あれからウン十年・・・・・

その後、「注文の多い料理店」を読むこともなく、
しかしながら、いつか機会があったら本を買って
あらためて読んでみたい、と思い続けておよそ半世紀??

そして、この連休前半、
宮沢賢治の世界にようやく触れるチャンスがありました。

といいますのは、友人2人と花巻温泉へ・・・。

今までの職場を辞め、新しいスタートラインに立つ
チエちゃんのご苦労様会を花巻温泉で!という企画でした。
新車を調達したばかりのエコちゃんが、
私達を花巻、遠野、北上方面に連れていってくれたのでありました。

岩手県生まれの二人は、
宮沢賢治のことは、それはそれはよく知っていて、
私などは、知っているといえば、
恥ずかしながら「注文の多い料理店」だけ・・・・。

二人のお陰様で、
いつか訪れてみたかった賢治の世界に触れることができ、
また、見事に咲き誇る桜、桜を見ながら笑い笑いの
温泉旅行でありました。

チエちゃん、エコちゃん、楽しい時間を
ありがとうございました。

♡   ♡   ♡