2月のある日曜日、講習会から帰り家に着いたら、お雛様が飾ってありました。
「わ~、懐かしい~。まだ健在だったんだ~。」
ともに長い年月を過ごしてきた仲間ようなもの。
そう、かれこれウン十年・・・。
ガラスのケースに入ったままなので、場所をとるわけでもなく邪魔にならず、
ホコリもかぶることなく、きれいなままで保管されています。
このお雛様があまり好きではありませんでした。
部屋いっぱいに飾られたお雛様が羨ましくて羨ましくてしようがなかったのを
今でもはっきりと覚えています。
自分達の背丈くらいの高さの大きな階段に
真っ赤な絨毯が敷き詰められて、
その上に堂々と並べられた雛人形。
なんで、ウチのは赤くないの?
お友達が羨ましかった、あの気持ちがよみがえり
胸がキュ~ンと熱くなります。
♡ ♡ ♡