2012年3月11日日曜日

3.11 絆

あの日から1年。

私は今日この日を迎えるにあたり、実は不安な気持ちでいっぱいでした。

この2ヶ月の間、何を思っていたかというと・・・


1年前は
津波で亡くなられた方々は元気に生きていた
仮設住宅で余儀なく生活をしている人達は自分の家があった
放射能汚染などなかった
なのに、あの日を境に、すべてが変わってしまった


どうしても、1年前を振り返ってしまう日々でした。

そして
あの瞬間から1年となる3月11日、日曜日 2時46分
私はその時を迎えられるだろうか?
どのように迎えたらよいのだろうか?
あの時の記憶がよみがえってきたら、どうしたらよいのだろう?

とても怖い気持ちが私を襲いました。

津波の影響を受けていない私でさえ、こんなに不安に思うのだから、
沿岸で被害を受けた方々は、どれだけつらい思いで
この日を迎えるのか・・・

そう思うと、心が痛み涙が止まりませんでした。


そして、今日。

東京から友人が励ましに来てくれました。
何日も前から放送されている震災復興の特別番組を見ながら、
その時間、亡くなられた方々に黙祷を捧げ、
気持ちが幾分落ち着いたところで、
街に出ました。


私が愛用しているテレビはまだアナログでした。
岩手、宮城、福島は地デジ放送への変更が
3月31日まで延長されてることに加えて
私自身、テレビを新しくすることになぜかとても抵抗があったのです。

しかしながら、いよいよ変更しなければならない時期がやってきて
今日、ようやく新しいテレビを探し求める気持ちになりました。

友人には、テレビの買い物に付き合ってもらい
そのあと、見送りに仙台駅へ。

上の写真は、
駅の構内にある東北物産の催事場に貼ってあったポスターです。

下の写真は、その様子を上から撮ったもの。
駅は、この日慰霊に訪れたと思われる人々で混んでいました。



そして、さらに


東京までの新幹線「はやて」が
普段は1時間おきに運行されるのですが、
15分おきに発車するほど、
東北を訪れた方が大勢いることが見込まれた運行時刻。

今日、励ましに来てくれた友人をはじめ、
普段メールやフェイスブックなどで
連絡を取り合ったり、意見を交わしたりする友達や先輩、後輩が
とても心強く、いとおしくなりました。

そう思う気持ちや、
ちょっとしたことでも連絡を取り合うことが
「絆」なのかもしれませんね。

みんな、ありがとう!

♡ ♡ ♡