院長の吉田直人先生と代診の先生が
出張で留守になるということで、
「留守番をしてくれないだろうか」と、
前々から院長から話があり
それに伴い佐藤歯科の患者さんの予約を制限しつつ
あとは妹に頼んで、留守番をお引き受けすることになりました。
東邦歯科診療所は昭和61年の春から平成元年の春まで、
お世話になった診療所であります。
言い換えれば、私を育ててくれた診療所であり、
卒後3年めから3年間、勤務した私にとって、
古巣のような存在になってしまったことに
まちがいはありません。
当時、歯科衛生士の実習生として見学にきていた学生は
今や東邦歯科診療所のなくてはならないベテラン歯科衛生士となり、
技工面で、いろいろとアドバイスをしてくれた腕の利く技工士さん二人は
東邦歯科の技工だけでなく、現在、佐藤歯科の外注技工も引き受けて
製作してくれています。
そして、院長、吉田直人先生は、
仙台歯科医師会の会長職に就く前でしたので、
日々の診療に非常に熱心だったことはもちろん
(→意欲的に診療に取り組む姿勢を学びました)
毎週日曜日たびの研修会や講習会も熱心で (→この時のなごりでしょうか、日曜日たびに講習会を
受講することが当たり前になってしまいました)
歯内療法学会(当時は協会)の学術大会の事務局もこなし、 (→、リーダーとしてのあるべき姿も 見せていただきました)
米国歯内療法学会のアクティブメンバーとして海外研修にも参加する(→私も米国の学会に参加する機会が与えられ、
日本はいかに歯科後進国かを知りました)
など、実に多くのことを教えていただきました。
そんな、東邦歯科診療所。
1~2日の留守番は、私にとって当然の役目であり、
と同時に、「初心に帰る」よい機会でもある訳です。
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