あれは、4月の半ば。
いつものように (というよりも、震災後は、きまって)
夜9時からのNHKのTV番組
ニュースウォッチ9を見る時間帯に合わせて
お夕飯を食べていました。
その番組でのインタビュー。
回答と解説は、
振興構想会議の検討部会メンバー、藻谷浩介さん。
日本政策投資銀行参事役で、
著書「デフレの正体」はベストセラーだということです。
、
「被災地の復興について、どうように考えているか?」
という質問に対してのコメント、
「自分は過去に国内ほとんどの町を訪れていて、
その地域の特性を知っている。
このたびの地震や津波で沿岸部は大きな被害を被ってしまったが
水産資源は被害を覆っていない。
豊かに水産資源が残っている限り、被災地は必ず復興します!」と、
言い切った。
凄い!
頼もしい~。
この力強さ。
食べるのも忘れ、思わず手を叩いてしまいました。
「これだ!この言葉を待っていたのだ!」と
私と同じように思った方もきっと多いはず。
断言して下さったこの言葉を
被災された町の住民の方がきいていたら、
どれだけ励みになっただろう!
どれだけ救いになっただろう!
その言葉の中には、
決して誇大な表現があるわけでもなく、
まわりくどい説明するでもなく、
専門用語など難しいことばなど使わずに
終始、誰がきいてもわかりやすく、
何よりも、その話し方が誠実だった。
そのような印象でした。
ニュースやテレビ番組で、
できれば、また藻谷さんの力強いコメント聴きたい、、
などと思っていたら、
宮城県で新たに設けられた「震災復興会議」の
12人のメンバーのお一人として、バッチリ入っており、
早速5月2日、第1回目の会議が執り行われました。
まずは、8月中に復興計画を策定する予定ということですが、
藻谷さんはじめ、専門家の方々よろしくお願いいたします!
※