2011年5月6日金曜日

復興構想会議

あれは、4月の半ば。

いつものように (というよりも、震災後は、きまって)
夜9時からのNHKのTV番組
ニュースウォッチ9を見る時間帯に合わせて
お夕飯を食べていました。

その番組でのインタビュー。

回答と解説は、
振興構想会議の検討部会メンバー、藻谷浩介さん。

日本政策投資銀行参事役で、
著書「デフレの正体」はベストセラーだということです。


「被災地の復興について、どうように考えているか?」
という質問に対してのコメント、

「自分は過去に国内ほとんどの町を訪れていて、
 その地域の特性を知っている。

このたびの地震や津波で沿岸部は大きな被害を被ってしまったが
水産資源は被害を覆っていない。
豊かに水産資源が残っている限り、被災地は必ず復興します!」と、

言い切った。

凄い!

頼もしい~。
この力強さ。

食べるのも忘れ、思わず手を叩いてしまいました。
「これだ!この言葉を待っていたのだ!」と
私と同じように思った方もきっと多いはず。

断言して下さったこの言葉を
被災された町の住民の方がきいていたら、
どれだけ励みになっただろう!
どれだけ救いになっただろう!

その言葉の中には、
決して誇大な表現があるわけでもなく、
まわりくどい説明するでもなく、
専門用語など難しいことばなど使わずに
終始、誰がきいてもわかりやすく、
何よりも、その話し方が誠実だった。

そのような印象でした。

ニュースやテレビ番組で、
できれば、また藻谷さんの力強いコメント聴きたい、、
などと思っていたら、

宮城県で新たに設けられた「震災復興会議」の
12人のメンバーのお一人として、バッチリ入っており、
早速5月2日、第1回目の会議が執り行われました。

まずは、8月中に復興計画を策定する予定ということですが、
藻谷さんはじめ、専門家の方々よろしくお願いいたします!


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