2010年10月11日月曜日

日本国際歯科大会



この8日(金)から10日(日)、
横浜で日本国際歯科大会が開催されました。

私は、9日だけの参加となりましたが、
せっかく参加するには、
明日からの診療に活かせるようにと
あちらこちらと、数多くの講演を聴いてまわりました。


その中で感じたのは、やはりCTの普及。
私達、歯科の業界では、
CTといえば、インプラントの診断というのが定番です。
骨質や骨の厚み、インプラントの埋入位置などを
確認するためにCT撮影し、診断に役立てます。
佐藤歯科では、
泉中央にある徳州会病院・歯科口腔外科の郷家先生や
黒川病院の放射線科のX線技師・石森さんに
撮影をお願いしています。
しか~し、
今では、インプラントの診断以外にも・・・・・・。
例えば・・・、
昔、根の治療をした歯の予後がどうか、
歯周病の進行具合はどうかなど、
CTで3次元的に詳しく診断し
治療計画を立てるのに役立てている、
という発表が多かったように思えました。
3年前、歯科器材のメーカー・モリタさんの、
京都にあるモリタ製作所の工場を見学させていただいたとき、
私の口腔内をCTに撮っていただいたことがありました。
今まで、レントゲンでは見えていないところが見えて
診断できるのだということを知り、
その時以来、CT欲しい~。
でも、まずは、パノラマ撮影をデジタル化にしなきゃ~、
という状況。
今後、インプラント以外での歯科でのCTの活躍を考えると、
ますます興味深いものがあり、
やっぱり欲しい~ものの一つなのであります。
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