2012年12月31日月曜日

2012年を振り返る 1



大変ご無沙汰しておりました。

10月のスイーツマラソンから、早2ヶ月半。
ブログを更新する間もなく、
あれよあれよと時間が流れ、
2012年も残すところ、あと数時間となってしまいました。

皆様、お元気でしたでしょうか?

この間、いろいろ出来事やイベントがあるたびに
「ブログにアップしたい~」と思うのですが、
パソコンと向き合う時間が十分取れなかったり、
他に優先すべきことが発生するなどで、
なかなか思い通りには、いきませんでした。

そして、今、ようやくPCを目の前に、
駆け足で、恒例の「振り返り」をしてみようかと思っています。


2012年12月10日月曜日

麗しの勘九郎殿

            

勘九郎が亡くなった。

平成24年12月5日。
57歳の若さで・・・・。

中村勘三郎襲名をしてから、もうだいぶ経つのに
彼はいつまでたっても私の心の中では勘九郎である。

なので、長男の勘九郎さんには、申し訳ないのだけれども、
ココでは勘九郎と呼ばせてもらうことにします。


さて、勘九郎の存在を知ったのは、
はるか昔になりますが、そうあれはまだ中学1年の頃。

当時、私は下宿をしていたのですが、同じ下宿屋さんに
白百合学園高校に通うお姉さんが隣の部屋に下宿しており、
私達二人は仲良しでした。

そのお姉さんが、勘九郎の大のファンで、
「勘九郎にファンレター出した」だの、
「そしたら、勘九郎から返事がきた」だのと
いつも、話題に勘九郎が登場していました。

でも、当時の私はどんなに話を聞かされても、
「フ~ン、そうなの」程度で終わり、
勘九郎に特に興味を示すことはなかったのを記憶しています。

が、相当長い年月が経ってから
大学を卒業し数年後、東邦歯科診療所で勤務医をしていた頃、
ミュージカルや芝居、絵画、などに興味をもつようになり、
たまたま勘九郎の歌舞伎を観て、
「勘九郎ってスゴイ!」
「彼はどこか、普通の役者さんとは違う!」

それから勘九郎の出演するお芝居を観に行くようになりました。





上の写真は、その当時のもの。
実に今から25年前。
もしかしたら、先代の中村勘三郎が亡くなったころかもしれません。

当時から、勘九郎は歌舞伎の世界だけでなく
芝居、テレビ、コマーシャルでも引っぱりだこでした、

彼の何がおもしろかったかと言うと、
その役になり切りながら、
多くの観客の視線、呼吸、その場の空気を読み
最後は、舞台と観客とを一体のものに作り上げるその絶妙な技、
彼にしか成し得ない特技ともいえるものを持ち合わせていると
私は思っていました。
恐らく多くのファンの方がそう思っていたに違いありません。

簡単に言うと、
アドリブで観客を必ず楽しませてくれたことでした。

その時の世間を騒がせている事件や話題を取り入れて、
即興でセリフを言って笑わせてくれるあたりが、独特でした。

「う~ン、やっぱり勘九郎って凄いわ~!」

観るたびに、パワフルな姿に引き込まれていったものです。

そんな勘九郎は、いくつになっても勘九郎。
勘三郎襲名しても、やはり私にとっては勘九郎でした。


彼には、あと30年、せめて20年は頑張っていて欲しかった・・・

先日、築地本願寺でお別れ会が執り行われたということですが、
ここに、勘九郎さんのご冥福をお祈りいたします。

勘九郎、天国でも皆を楽しませてね~。

♡   ♡   ♡


2012年10月21日日曜日

スイーツマラソン ~チャレンジングな時間 2 ~

スイーツマラソン。

はじめてマラソンを走っただけでなく、
う~ン、ナンとか、完走しました。

種目は10㎞マラソン。
 
1周が2㎞あるコースを、5周走ります。

完走時間は、はずかしいですが、84分13秒。

こんなに長い時間走ったままの経験は
未だかつてありませんでした。

そして、この84分の間、
いろいろな感情が沸いては、消え去り・・・。

自分の気持ちや感情は、刻々と移りかわり、
こんなに変わるものなのか、ということを
あらためて知りました。

苦しくなって歩いてしまうこと何十回。

共に参加した後輩には、先に行ってて~と見送り、
後輩の姿が見えなくなると、
自分は1周で終わってしまってもよいかも、と
まず、甘い考えが私の脳を支配します。

しかし、1周を終えたところで、
「このまま終えるのはもったいない」と欲が出て、
では、もう1周。

だんだん苦しくなって、
「絶対2周めで終えてやる~」と決意しながら走る、走る。

下りの坂は、自然に足が動いてくれるけれど、
折り返しての上り坂は走りたくない~。

苦しい~。

スイーツのエイドに立ち寄っても、
「スイーツ食べてる場合じゃない!」と
食べたい気持ちは、押し殺し
水分補給だけにして、2周目のゴールを目指します。
タイムキーパーの前を横切った瞬間、
「ゴールイン!おめでとうございます!」という
メッセージがアナウンスされ、
え?ワタシ?・・・まさか~ と思いきや、
なんと、5周走り終えたランナーがゴールインだったのです。

それでも、他のランナーは黙々走る。

う~ん、今ここでリタイヤして楽になるのは
簡単だけど、苦しいのは私だけじゃない。

参加している誰もが、苦しいのだ、そう思い始めたら、
足は前へ、前へと動く。

沿道に立っている年配のスタッフの方が
「大丈夫ですか~?」と声かけて下さるが、
そういわれれば、「大丈夫ですぅぅぅ~」と、
流れにのってその返事しか出ない。

苦しい人が「苦しい~、助けて~」と素直に言えるような、
訊き方って何だろう?などと考えながら、
走る、走る。

3周走り終えようとしたとき、後輩に抜かれ、
「がんばろう~」とハイタッチして再び見送り、
その掛け声に反応して、4周目に突入。

でも、やっぱり「苦しい~」から、4周で終わりにしようと
ヘロヘロになって走っていると
別のスタッフの方に、
「苦しかった無理しないでね~」と励まされ、
実は右の膝が痛くなり始めてきたけれども、
「ギリギリまでがんばりま~す」と返事して
走る、走る。

次に立っていたスタッフの方に、
「もしかしたら、もう次のレース始まりますか~。
 もし、始まりそうだったら、やめます」と
はァはァ言いながら問いかけると、
「大丈夫!次のレース始まるまで、あと30分もあるから
気にしないで走っていいよ~。
せっかくだから、最後まで走ったらいいよ」と
普通に返事が戻ってきて、
「せっかくだから」って、今の私に
どんな意味があるのだろう?などと思いながら
また走る、走る。

4周めが終わろうとした頃は、
もうほとんどのランナーが走り終えており、
後輩もすでにゴールインし、
「無理しないで、終わっていいんだよ~」と
沿道で、私に向かって叫んでいる。

「イヤ、ついでだからもう1周してくる」と
言いながら、5周目に入ってしまった。

「せっかくだから」という言葉が、やけに心に残り、
その言葉のお陰もあり、
めでたくゴールイン!

イヤ~、
苦しかった~。
キツかった~。

後輩には、4周で終わると思っていたら、
5周目走るし、完走したので驚いた~、と言われましたが、
走った本人が一番、驚いておりますデス。

完走後のビール、最高でした。





スイーツマラソン ~チャレンジングな時間 3~

スイーツマラソン。

マラソンという言葉を聞くと、
どうしても思い出してしまうストーリーがあります。

それは、

Marathon  des Sables

砂のマラソン。

サハラ砂漠の中を7日間にわたって走り続けるという
最も過酷な競技。

今年も、この10月末から始まると聞きましたが、
私が、このマラソンの存在を知ったのは、
このレースに参加したイギリス人の国際的な事業家
ピーター・セイジが自分の講演の中で
話をしてくれたとき。

今から7年前のことです。

暑さ50℃を超す中、
必要な食糧すべてと寝袋、約20キロを背負って、走る。

1日あたり支給されるの水は、8~9リットル。
その水で、水分補給や洗濯、調理をまかなわなければならない、
と、彼は語っていました。

その時のペースによっては
数時間誰にも会わずに、過ごしたり
夜間、独りで走り続けることもあったとも。

夜、テントの中に入ってきたサソリさえ、
友達のように思えたというのですから
いかに過酷で孤独なレースかがわかります。

彼は、何日目で食中毒にあってしまい、
すべてのモチベーション、すべての戦略、
自分をここまで引っ張ってきた自分自身への問いかけ、
すべてが消えかかっていきます。

葛藤が続き、
「続ける必要はないよ。」
 すべて、やれることはやった。」という声が聞こえてきます。

最後の力を振り絞り、
エネルギーを使い果たしてしまったとき、
モチベーションが尽きて
レースから外れようと心に決めます。

発煙筒をつけると、ヘリコプターが迎えに来てくれ
レースから外れることができるということですが、
その発煙筒に火をつける瞬間、
彼は、あるものを見ます。

彼のそばを、
盲目のアジア人男性が走り過ぎて行くのを
見たのです。

自分の足がどこを走っているのかも見えない、
景色をたのしむこともできない。
手首が、ガイドしてくれる人の手首と繋がっているだけ。

ピーターは、何が彼を走らせているのだろう?
なぜ、この男性は走り続けているのだろう?
と思い、盲目人男性に追いつくべく、
再び、走り出します。

そして、ピーターがわかったのは
このアジア人男性は、数年前に弟を癌で亡くしたが、
弟がいた病院に寄付をするために
毎年、このレースを走っているというとでした。

また、その男性は自分を超える使命と理由をも持っていた
ということも、わかりました。

ピーターは、彼に出会ったことで、
7日間のレースを完走することができました。

それだけでなく、
ピーターが盲目の男性が走り去るのを見たとき、
エネルギーがどこからか沸いてきたのを感じ、
それはどん底にいて何一つ残っていないとき、
自分が目を開き、心を開いてみようとしたときだけ
人生は奮起させてくれる何かを与えてくれるのだ、
ということを知り、
私達に、そう語ってくれています。

マラソンという言葉を聞くと
どうしても、思い出してしまうストーリーとサソリ。

それは

Marathon des Sables

砂のマラソン

     ♡    ♡   ♡


スイーツマラソン~チャレンジングな時間~

生まれて初めて、10㎞走りました~。

時は、10月8日(月)国民的休日、体育の日。

場所は、グランディ・21 宮城県総合運動公園。
わがまち大和町の隣町、利府であります。

その会場でスイーツマラソン in 宮城・仙台が開催され、
参加しました。




お天気は、朝から雲ひとつない秋晴れ。

でも、私のココロの中は、ワクワクというよりも、
今にも破裂しそうなくらいドキドキのドシャ降りでした。

コースの途中に、スイーツのエイドがあり、
スイーツをいただいてはまた走る、というオモシロイ設定。
これが、スイーツマラソンの売りです。

私にとって、それがせめてもの「救い」であり、
「イザとなったら、無理せず走るのを中断するのもやむを得ない」などと
はじめから、オシリまくっていた私。
というよりも、逃げの姿勢でいたかもしれない私。

よく言えば、気楽にかまえていた自分でもあり
スイーツ食べて走るって、そんなふざけたマラソンってナニ?
という、興味本位の自分もいて、
そんな中、走り切れたらどんなだろう?と
好奇心旺盛な自分でもありました。

少なくとも、
ゼッタイ完走する!とか
70分以内で走り終える!など
強引な目標を設定していなかったことは確かでした。

でも、もし仮に・・・。

もし、完走できたら、スゴイ!

あ~ん、でもそんな欲張りなこと思わす、
とにかく、今日一日楽しもう!

もう、ただ、それだけでした。

で・・・・、この写真。
ヘロヘロで10㎞完走し、少し落ち着いたところで
チョット控え目なガッツポーズ!



このテントはスイーツのお土産屋さん。

 
 ウフフ~、美味しそうなお菓子が並んでいます。


完走証よりも、お菓子のほうが今日の自分らしいかな~?とパシャ!



   ♡   ♡   ♡


2012年10月19日金曜日

日本歯内療法学会 研修会(宮城)を開催します

空高く、秋風さわやかな今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

このたび、研修会を開催することになりましたので
ご案内いたします。
研修会とは申しましても
昨年、一昨年に開催した院内セミナーとは異なりまして、
今回は歯科医師向けの研修会であります。

これは、日本歯内療法学会主催の研修会で、
全国のいくつかの県で開催されており
すでに茨城、群馬、栃木、千葉、北海道、福岡にて実施され、
11月には富山、12月には宮城・仙台で開催される
運びとなりました。

佐藤は、その宮城会場の担当者ということで
講師の先生方と連絡をとったり
会場予約、チラシ作成・配布するなど、
診療時間以外は、今は、そのことにフォーカスしています。

さて、以下の通りですので、
このブログをご覧になった歯科医師の先生方、
是非、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日時 : 12月22日(土)夕方5時から

場所 : 宮城県歯科医師会館

講師 : 林 正規 先生   (岐阜県開業)
                高橋 慶壮先生  (奥羽大学教授)
                天野 晃 先生  (東京都開業) 


詳しくは、また後日、このブログにて
ご案内する予定でおりますので、よろしくお願いいたします

   

    ♡    ♡    ♡ 

2012年10月8日月曜日

平安神宮

先週、先々週と、土日は関西方面でした。

先々週は、インプラント学会で大阪、国際会議場。
で、先週は、ちょっと歯科から離れまして、お茶関連で京都へ。

京都は、平安神宮でございました。


上の、写真は、平安神宮の入口となる応天門

そして、
で、何をしに平安神宮に?
と申しますと・・・・
上の写真の通り、平安神宮でお茶会がありまして
私の先生が、お茶会でお点前をご披露するので、
私はガバン持ち、兼お水屋(裏方)に入れていただくということで
同行させていただきました。

久しぶりに着物を着たのは、よかったのですが、
台風の影響で、30日(日)のお昼前から、雨、風が強くなり、
その中を着物で移動、という慣れない行動パターン。

ホテルに戻り、着物から解放され、体は楽になったものの、
帰りの飛行機がどうも欠航になったと・・・・。

そこからが、長かったです~。

飛行機が飛ばないとなれば、あとは新幹線。
しかしながら、新幹線も京都駅を出てすぐ米原駅でストップ。
結局その晩は、自宅には戻れず、
月曜午前にご予約いただいてた患者の皆様には、
キャンセルしていただくなどで、
大変なおまけつきの「京都、お茶の旅」でありました、

予定変更して下さった患者の皆様、
大変ご迷惑をおかけいたしました。
そして、ご理解とご協力、ありがとうございました。


   ♡   ♡   ♡



2012年9月25日火曜日

「大阪の味」を味わいながら・・・



学会を終えて、新幹線に乗るまでの30分、
ほんの一瞬ですが、「大阪の味」を楽しむことができました。

たこ焼きのタコをクチャクチャ咬めるのも
串揚げのエビの尻尾をガリガリかめるのも
そして、「美味しい~」と感じながら食べることを楽しめるのも、
きちんと咬める歯があるからこそ!

「きちんと咬める歯」というのは、
必ずしも天然歯であることとは限りません。

それが、ブリッジだったり義歯だったり
あるいはインプラントだったり。
何でもいいのです。
要は自分の歯のように咬めさえすれば。


「インプラントにしたい」と思う気持ちは
「自分の歯のように咬みたい!」と願う心の現れ。
多くの人がそれを望んでいます。

何でもそうですが
「失って初めてその大切さに気付く」
「失って初めてその良さに気付く」

私は、一生この自分の歯で咬んでいきたいと思います。

   
  
    ♡   ♡   ♡



2012年9月24日月曜日

インプラント周囲炎

インプラント治療をした患者さんには
月に1度、メンテナンスにいらしていただいています。

天然歯の場合、その周囲にプラークが付着し、
そのプラークが石灰化し歯石となり、炎症が波及すると
歯周病になります。

インプラントの場合も全く同じで、
その周囲にプラークが付着すると
リン、カルシウムや有機性の石灰化物、いわゆる歯石のようなものが
インプラントの表面に付着し感染を起こしてしまうと
インプラント周囲炎になってしまいます。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? 

天然歯のときに、きちんと歯周治療をせずに、
インプラント治療をすると、
天然歯のときの歯周病菌が、そのままインプラントにうつってしまい、
インプラントの周囲で同じような状態を
拭き起こすと言われています。

ですから、インプラント治療をする前に
まず、しっかり歯周治療をしてからでないと
歯周病のときの骨吸収が、インプラントになってからでも
起きてしまうことが、わかってきています。

ですので、インプラント治療をする前に
歯周治療をしっかりおこなうことは然ることながら、
インプラントになってからも、お口の中のメンテナンスは
絶対必要!なのです。


インプラントにしたからといって、
何の努力も、何の管理もなしに
一生自分の歯のように咬める、ということはあり得ません。


   ♡   ♡   ♡



2012年9月23日日曜日

インプラント患者さん目線での安心医療とは?

上記タイトルは、
日本口腔インプラント学会の今回のメインテーマであります。

昨年12月、国民生活センターから口腔インプラント治療トラブルについて
4つの要望が出された、ということと
今年の1月、NHKのTV番組「クローズアップ現代」で
インプラント治療における医療従事者側の問題点を指摘、報道されたことを
意識してのタイトルと思われます。

本来、インプラント治療は
自分の歯のように咬むことができるようになるという
質の高い機能回復治療であるにもかかわらず、
多くの問題点をかかえている状況を踏まえての
このメインテーマであります。

3~4年前の参加の時は
私自身、技術的にも知識の上でも、より多くの情報を取り入れ、
インプラント治療に臨むという姿勢で学会参加していましたが、
今回はどちらかというと
国民的に多くのトラブル問題を抱えているインプラント治療の
現状について
学会はどのようにとらえ、
今後どのような対策を練り、実践していくのか?
それらをこの目で確認し、今後の佐藤歯科での
インプラント治療に役立てたいという目的で参加しました。

幸い、佐藤歯科におけるインプラント治療実績は、
平成18年にスタートし、
インプラントの患者さんの数は少ないものの、6年経過し、
その中の9割の方が、
月に1度、まじめにメンテナンスに訪れて下さり
脱落する、痛みや腫れ、神経麻痺などの
トラブルもなく経過しています。

今回の学会の内容は、
「今、口腔インプラント学会がなすべきこと」という演題で
国民生活センターからの要望に対しての回答を明示したり、
「患者さんの目線からみた安心なインプラント治療とは?」
という演題でNHKの記者の方に講演していただくなど、
また、「インプラント治療における情報開示を考える」や
「インプラント治療をする側の倫理観について」など、
トラブルに対して、正面から向き合っている感がいたしました。

その内容につきましても
詳しくアップしていきたいところですが、
日々の診療の合い間に、来院下さっている患者の皆様に
少しずつ、情報をご提供していけたらいいな~と
実感しながら、また午後の講演を聴きます


日本口腔インプラント学会に参加しています

おはようございます!

久しぶりのアップでございます。
な、なんと、2ヶ月ぶり!
この間、アップしたい出来事なり、イベントなり
たくさんありましたが、
まずは、直近!といいますか、現在進行形の話題です。

4年ぶりに上記タイトル、日本口腔インプラント学会に参加しております。
平成18年の新潟、19年の東京開催以来
(間違っていたらゴメンナサイ)
ご無沙汰していましたが、
今年6月に、インプラント治療における
ガイドライン、治療指針が明示されたということもあり、
その確認と勉強を兼ねまして
会場は大阪国際会議場に足を運んでいます。

今日も昨日に引き続き、早速9時からスタート!

詳しくはまた後程、ご報告いたしま~す。

    ♡   ♡   ♡



2012年7月16日月曜日

少林寺拳法部 創部40周年記念2



「 半ばは 自己の幸せを  半ばは 他人の幸せを 」

これは上記写真中の言葉。
少林寺拳法の開祖 宗道臣先生の教えてあります。

そして
「 己こそ 己の寄るべ 己をおきて 誰に寄るべぞ
よく整えし己こそ まこと得がたき寄るべなり  」
釈尊のこの教えもまた、少林寺拳法の教えてとして
私達少林寺拳法部員やOBの心に深く刻み込まれています。

母校 日本歯科大学新潟歯学部に
少林寺拳法部ができて40年。

自分が拳法部に在籍していたのは、大学時代の6年間でした。
この6年の間、学業以外において多くのことを学ぶことができたのは
少林寺拳法部のお陰です。

開祖の教えは、我が少林寺拳法部の教えであり
私達はその中で、個々が持つ資質を育ませもらいました。





自己確立
力愛不二
拳禅一如
人、人、人、すべては人の質にある
リーダーシップ




教えはまだまだ続きます   

今の自分があるのも、少林寺拳法部があったからこそと言っても
過言ではありません。

こう思っている仲間たちは、きっと多くいるはず。

少林寺拳法部創設者である第一期の後藤周二先生(東京都開業)、
拳法部を創り、私達が「少林寺拳法」に出会う機会をつくって下さり
本当に本当に有難うございました。

そして、その拳法部を受け継ぐべく先輩や後輩、
そして同期の仲間に感謝!感謝!の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

♡  ♡  ♡


少林寺拳法部 創部40周年記念

この連休は新潟、ニイガタ、にいがた~。

今朝(7月16日)のお天気は、曇り。
気温はわかりませんが、
湿度は恐らく100%に近く、
まるで学生時代を思い出させるかのような、
懐かしいお湿り状態でございます。

今回の新潟は、
そう、上記タイトル
少林寺拳法部 創部40周年記念式典、祝賀会参加のためです。

でも、その前に・・・・・・

まずこのお写真をアップさせていただきます。


ジャ~~~ン!!

上の写真、南は九州、熊本。
まさに熊本城でございます。

で、「なぜ熊本??」と申しますと、
今年の2月、
「一昨年亡くなられた先輩のお墓参りをしに
OB会(宗心会)・冬のミーティングを熊本で開催しよう!」ということになり、
私も、とてもお世話になった先輩だったということもあり
行って参りました。

その時の写真が下の2枚です。

少林寺拳法部第1期の先輩からお線香をあげているところです。

新潟から参加して下さった拳法部の現監督が、
新潟の銘酒「越の寒梅」を持ってきて下さったので、
お酒をお供えし、順番にお別れの挨拶をしました。




そして、今年の夏、新潟で開催される創部40周年記念祝賀会での
再会を皆で誓い合ったのです。


♡   ♡   ♡


2012年7月15日日曜日

佐藤歯科医院85周年

久しぶりの投稿です。
皆様、お元気でしたでしょうか?

さて7月14日(土)、佐藤歯科は朝から休診とさせていただきました。

患者の皆様には、ご迷惑をおかけいたしましたが、
いつもいつもご理解とご協力をいただきまして、有難うございます。

昭和2年7月20日、初代院長である祖父、佐藤政雄が
28歳の若さで開業し、
昭和34年、2代目院長佐藤弘にバトンタッチ。
以来、今日に至るまで85年、
佐藤歯科を支えて下さった方々に感謝の気持ちをこめまして
85周年記念イベントを開催しておりました。

ご参会いただいた方々には、励ましのお言葉を頂戴しましたが、
中でも親戚のいとこたちが
佐藤歯科医院85周年に寄せて
「メビウスの環」というタイトルのDVDを制作、上映してくれたことが
とても嬉しかったです。

また、遠くは北海道から駆けつけてくれた伯母やいとこもおり
感謝感謝でございました。

佐藤歯科元スタッフのOGの方々にも
激励のご挨拶を頂戴し、本当にありがとうございました。

理解ある家族、特に妹・由佳里、そして素晴らしいスタッフ達に囲まれ
これからも佐藤歯科を軸として、
大いに社会貢献に取り組む決意を新たにし
85周年記念イベントを散会しました。

患者の皆様、これからもよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。


♡   ♡   ♡







2012年5月5日土曜日

佐藤満君個展



フェルメールに続き、
翌日もギャラリーを巡りました。

場所は、銀座6丁目フェルメールセンターのすぐ近く
銀座5丁目清月堂1階。
画伯は佐藤満氏。


写真は画伯とともに撮っていただいた写真です。

実は、画伯・佐藤満氏は大学時代の部活、少林寺拳法部の後輩。

学生時代は、満(みつる)君と呼んでいたので、
ここからは満君と呼ばせていただきます。

満君は、神奈川県で歯科医院を開業していますが、
その一方で、絵も描いています。
歯科医師として、またアーティストとして
どちらも貫き通している満君。
「絵を描くのが好き」といっても
そう簡単にできることではありません。
満君、さすがです。

私の記憶によりますと、
前回も前々回もオリンピックのある年に開催され、
画廊は違いますが、やはり銀座でした。

満君の描く絵は、どれもが色鮮やかで
観ていると、とても元気が出ます。

とくに、緑、黄色、オレンジ、青・・・。

その色がパッと目に入り、絵の前にいくと、
自然と晴れやかな気持ちになるのは
不思議です。


画廊内いっぱいに展示されている絵たち。

写真撮影は満君の許可を得て
撮らせていただきました。
しかも「何枚撮ってもいいですよ」と!




絵の中の風景や街の様子は
主にイタリアが多いということでした。

イタリアの好きな私にとって
その絵の前に立っているだけで、
ハッピー!

 

満君の大学時代の同級生も
全国から集まっていて、
それも満君のお人柄なのだろうと、
思いつつ、学生当時の話に花が咲きます。

さて、満君は似顔絵も描いています。
下の写真の右半分は似顔絵。

大学の学長や部活の監督・先輩などなど・・・。
似顔絵を拝観しながら、
またまた話は盛り上がるのであります。


満君、素晴らしい絵をたくさん見せていただき
ありがとうございました。

次回の開催、楽しみにしています。

♡  ♡  ♡













2012年5月3日木曜日

フェルメール光の王国展


フェルメールの作品が展示されている場所が
銀座にあるということを知り、行ってきました。

フェルメール・センター銀座です。

昨年、宮城県美術館にフェルメールの作品が
展示されている期間がありましたが、
その時は、惜しくも拝観することができず、
悔しい思いをしました。

上記タイトルの展示は、
フェルメールの残っているすべての作品37点を
最新のデジタルマスタリングという技術で
再現したもので、
リ・クリエイト画像といわれ
複製画ともまた違ったものとして
展示されています。



写真撮影はフラッシュなしであれば、
許されました。

上の写真のように、
それぞれの作品は、原寸大で
所蔵されている美術館と同じような額を施して
展示されているので
フェルメールの世界を
存分に楽しむことができます。


毛皮がついている
黄色いガウンを着た女の絵は
いくつか登場するのですが、
中でも、
「手紙を書く女」は
心が魅かれます。

過去に海外の国々を訪れた際、
滞在する街の美術館を
必ず訪れています。
しかしながら、
フェルメールの原物に出会っているかどうかは
記憶が定かではありません。

今後、
いつか、海外へ出向く機会があれば、
フェルメールの作品が点在する
所蔵美術館を訪ね、
原物を観てみたい、
そんな新たな目標が発生しました。

フェルメール光の王国展は
7月22日までの開催。
上京の折、時間に余裕のあるお方に
おススメの場所であります。

♡   ♡   ♡





注文の多い料理店

上記タイトルは、ご存知「宮沢賢治」童話のタイトル。

猟師二人が狩りをしに森の中に入っていったところ、
「注文の多い料理店」があり、
そのお店の中に入っていくと・・・・という、ものがたりですが、
実は、この童話を知ったのは小学校5年の時。

担任の白岩先生が、ある授業でこの童話を読んでくれました。

その時、
この童話の意外な展開と結末にとても感動したのを
今でもはっきりと覚えています。

「誰も考えもしないような発想で書いた宮沢賢治って凄い!」

「宮沢賢治って自然(動物)を大切に思っているやさしい人なんだ」

そのようなことを思い、ドキドキしながら
先生の朗読を聴いていました。

で、あれからウン十年・・・・・

その後、「注文の多い料理店」を読むこともなく、
しかしながら、いつか機会があったら本を買って
あらためて読んでみたい、と思い続けておよそ半世紀??

そして、この連休前半、
宮沢賢治の世界にようやく触れるチャンスがありました。

といいますのは、友人2人と花巻温泉へ・・・。

今までの職場を辞め、新しいスタートラインに立つ
チエちゃんのご苦労様会を花巻温泉で!という企画でした。
新車を調達したばかりのエコちゃんが、
私達を花巻、遠野、北上方面に連れていってくれたのでありました。

岩手県生まれの二人は、
宮沢賢治のことは、それはそれはよく知っていて、
私などは、知っているといえば、
恥ずかしながら「注文の多い料理店」だけ・・・・。

二人のお陰様で、
いつか訪れてみたかった賢治の世界に触れることができ、
また、見事に咲き誇る桜、桜を見ながら笑い笑いの
温泉旅行でありました。

チエちゃん、エコちゃん、楽しい時間を
ありがとうございました。

♡   ♡   ♡

2012年4月22日日曜日

マイクロスコープの魅力

日々の診療で、欠かせなくなったルーペとマイクロスコープ。

ルーペは手放すことなく、終始かけたままで診療しています。
で、マイクロスコープは以前よりも使う頻度が増え、只今、発展途上中!

昨日は、
「歯科医院2件で診てもらったけれども、
その症状の原因となる歯がどの歯なのかわからない」という
患者さんが来院しました。
通常行っている診査やレントゲン診査のほか
「それでは、マイクロスコープで視てみましょう」ということで
顕微鏡下での診査を行いました。

視たままの状態をお伝えしたのですが、
裸眼(拡大鏡がない状態)で視るのとは、格段の違いがあり、
その説明一つひとつに納得いただいているご様子。

しかしながら、「百聞は一見にしかず」と申しますように、
やはり患者の皆様にも画像をお見せできたら、
お口の中の状況をどんなに理解していただけるだろう、と
痛感しながら、説明しておりました。

今年に入り、とりあえず
「できるだけワンアクションでマイクロスコープで視れる環境に!」ということで
改善したのが以下の通りです。
上の写真は、キャスターがついていたときのマイクロスコープ。

使用するとき患者さんの近くまで移動しなければならないので
思いのほか、手間がかかりました。

↓    ↓    ↓    ↓    ↓


毎回、移動しなくても。すぐに使えるように床に固定したところです。

椅子の横からみたマイクロスコープ


椅子の真横に固定したので、視たいときにすぐ視れます。

前ブログでもお伝えしました通り、
マクロスコープは、
「術者だけが拡大された映像を視て治療をする」というものではなく、
その映像をスタッフや患者の皆様にもお見せし、
ともに共有して
治療するところの状況や治療の内容についての
「理解を深めるためのツールとして活用するもの」
という認識が
学会に参加して、さらに深まったところであります。

少しずつ進化している佐藤歯科のマイクロスコープ。
これからもよろしくお願いいたします。

♡  ♡  ♡




2012年4月21日土曜日

日本顕微鏡歯科学会参加で新潟へ 3

二日にわたって、開催された歯科顕微鏡学会。

最も興味深かったのが、1日目のシンポジウムでした。
「各分野におけるマイクロスコープ応用の現状」というタイトル。

4人の先生が、歯内療法、保存修復、補綴、レーザー治療の中で、
マイクロスコープをいかに有効利用しているか、
またその時の注意点や、長年にわたって使用してのノウハウなどを、
細部にわたりプレゼンテーションしました。


上の写真は、2日目のテーブルクリニック。

下の写真は、ランチョンセミナーの様子です。



学会参加者は、
必ずしもマイクロスコープを使っている先生方とは限らず
これから使おうかどうか迷っている先生、
使うことに決めたけれども、どのメーカーのものがよいのか迷っている先生
購入はしたものの、使いこなせていない先生
など様々です。

私の場合は、
どの治療でもマイクロスコープを使って行っているわけでは
ありませんので、その治療範囲を広げる、ということと、
スタッフや患者の皆様にもその画像をお見せしながら治療をするということ 
あわせて2点が、当面の目標となります。
そのことを実感して帰ってきました。

最後に写真2枚。
「磐梯山」と「磐越道のサービスエリアの残雪」です。











   ♡  ♡  ♡

2012年4月16日月曜日

日本顕微鏡歯科学会参加で新潟へ 2

学会開催中の二日間は天候にも恵まれ、
特に日曜日は、新潟でも珍しい青空でした

私達、学会参加者を、中庭で迎え入れてくれたのは、
中原市五郎先生。
日本歯科大学の創設者であります。


中庭が出たついで、と言ってはナンですが
下の写真は、要塞のような校舎に囲まれた中庭です。

全国の歯学部が集まって開催される「歯学体」という大会が
毎年夏に開催されるのですが、
その大会前、私達はこの芝生の上で、
少林寺拳法の稽古に精を出していたものです。
当時の練習風景が蘇ってきます。



松の木が斜めに成長しています。
写真の左手には、
歩いて5分もかからないところに日本海があります。
海風の力によって
余儀なく倒されそうになっても、
松の木たちは、今なお力強く生きています。


下の写真の左にあるコンクリートの建物は「緑館」と言って
運動部の部室が並んでいます。
その奥にみえるのが、体育館です。



ガラスに「医の博物館」という白文字が見えます。
こちらには、歯科だけではなく医学や薬学に関する史料が
約5,000点ほど展示されています。
新潟にお出向きの際は、是非お立ち寄り下さい。

あ~あ~、学会報告ではなく、
ついつい、大学の構内案内になってしまいました。

それにしても、
やはり母校はいいものです。

♡ ♡ ♡



2012年4月15日日曜日

日本顕微鏡歯科学会参加で新潟へ

おはようございます!

昨日から、上記タイトルのため新潟にきています。
(土曜日の患者の皆様、おやすみをいただき有難うございます)

今日は9時からのスタートですが、
その前に、何枚か写真をアップします。

まず、昨日の夕空。
ホテルの窓から見えた日没。
数秒の差で、日本海に沈んでいるだろうと思われる夕日を
逃してしまいました。



会場は母校、日本歯科大学新潟生命歯学部、講堂。
写真は歯科と医科の病院です。




正門を入ってすぐのところに歯学部の表示があります。
毎朝この前を通って、教室に入っていきました。




本日の学術大会の案内です。


内容につきましては、また後程ご報告いたします。

皆様、よい休日を!

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2012年4月14日土曜日

歯内療法学会 研修会

先にアップしました茨城県の守谷市、
市民交流プラザで、歯内療法研修会があり、
裏方のお手伝いをかねて、受講してきました。

講演内容は、上記タイトルを読んで字の如く
歯の内側の病気に対しての療法について、という
非常に精密な細かい作業(治療)についてでしたが、
それに反するかのように.
会場はとても明るく開放的で、快適な空間でした。


担当の古谷由美子先生、
当日までの準備や会場設定、大変ご苦労様でした。

講師は東京都板橋区で開業の石井宏先生と




日本大学松戸歯学部歯内療法学講座の辻本恭久先生のお二人でした。



石井先生は、
「外科的歯内療法」についてのお話で、
ちょうど2週間前、佐藤歯科でも
マイクロスコープを使用して、
根尖切除をし、逆根充するというオペをしたばかりでしたので、
石井先生のお話は、復習や再確認もかねて
大変勉強になりました。

辻本先生は、
「根管治療を失敗しないための知識・失敗した場合のリカバリー法」に
ついてのお話でした。
根管治療を成功に導くには、
歯の形態や解剖学的な特徴をよく理解することが大切と
何度も強調されていました。

両先生とも、マイクロスコープやCTを利用した療法を
紹介して下さいましたが、
これは、14日から開催される顕微鏡歯科学会とも
関連する内容でしたので、興味深く聴講させていただきました。

そして、佐藤歯科での診療に役立てるべく、
努力していきたいと実感した研修会でもありました。

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茨城県守谷市へ

前日の雨もあがって、すっきり青空の12日、
茨城県の守谷市に行ってきました。

目的は日本歯内療法学会(JEA)研修会。
受講と裏方のお手伝いも兼ねての参加でした。

守谷市は生まれて初めての土地だったのでワクワクです。

まず上野駅から常磐線に乗り、北松戸駅で下車。
そこでは、同じ研修委員会委員を務める松戸市開業の成島順子先生が
愛車とともに待っててくれました。

そこからが快適なお花見ドライブ。


三郷南からスタート



常磐道へ

桜満開


桜は続くよどこまでも


雲ひとつない青空、そして桜




守谷市へ


常磐道とはお別れ




見慣れない地名が新鮮です


会場は、市民交流プラザ


会場でも、桜が私達を迎えてくれました


研修会終了後、守谷駅へ
つくばエキスプレスと関東鉄道との合流点


帰りはつくばエキスプレスで秋葉原へ


電車到着

守谷駅から秋葉原まで快速で、約30分
速かった~!


たまたま守谷の桜満開の時期と重なったので、
お花見しながらの移動は、ピクニックに行くような気分でした。


帰りには、念願の「つくばエキスプレス」にも乗れたこともあり

いつもと違った休診日の過ごし方でした。
成島先生、運転お疲れ様でした。

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