2009年11月29日日曜日

お茶事


今日は一日、「お茶の世界」にどっぷりでした~。

「お茶の世界」と申しましてもいろいろありますが、
あの侘び・寂びの「お茶」の道でございます。

本日はお茶事の勉強会がありました。

私のレベルは、その勉強会に参加できるところまで
いたっていないのですが、
そのような私でも、裏方のお手伝いという立場で参加してみては?
とお勉強のチャンスを与えていただきました。
先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

お世話になりました先生方、ありがとうございました。


お茶事・・・つまり、
お濃茶、薄茶のお点前の他に、
お炭の点前や懐石料理などもあり、
お客様は15名という設定。

お客様役も、裏方も、どちらにとってもお勉強です。

その準備やお片付けなどのお手伝いでしたので、
朝から晩までず~っと、割烹着でお台所!

最近の私の行動パターンには珍しい
貴重な体験をさせていただきました。


お炭に火を入れて、七厘に移す。
お膳を並べる。
お料理の盛り付けは、先生に見本をしめしていただき
その通りに盛り付ける。
お茶を濾す。
洗い物。
器をもとに戻す・・・などなど・・・・

洗い物などは、気がついたらどんどん進め、
大事なところは先生に確認して進めていく。

実に勉強になりました。

茶の道そのものの、奥の深さや
まだまだ未知の世界との遭遇、学び。
これらは然ることながら、
チームワークの中で一番下の者としての心得、心理。
そして、人に使われる立場になって初めて知る、
人を使う立場の人間のあり方。

いろいろな意味で勉強になった一日でした。

お世話になった皆様、ありがとうございました。

ちなみに、上の写真は普段のお茶のお稽古の時に撮ったものです。
着物を着ると、なぜか身の引き締まる思いがいたします。

不思議ですね~。